ガーデナー訪問記
第12回・高橋ゆかりさん
(三重県桑名市)
(三重県桑名市)
高橋さんは第5回コンテストのグランプリガーデナー。
色とりどりのコリウスの持ち味を生かしながら華やかに飾られた玄関前が印象的です。
でも、こうした美しい作品に仕上げるには、表舞台からは見えない苦労がきっとあるはず。次のシーズンの準備に忙しい高橋邸におじゃましました。
色とりどりのコリウスの持ち味を生かしながら華やかに飾られた玄関前が印象的です。
でも、こうした美しい作品に仕上げるには、表舞台からは見えない苦労がきっとあるはず。次のシーズンの準備に忙しい高橋邸におじゃましました。
高橋家のガーデンはコリウスの庭
小ぎれいな家が並ぶ桑名市の住宅地、高橋さんの庭は「コリウスの庭」として有名です。カラフルな葉色が圧倒的な人気を誇るコリウスを、家の前から玄関へのアプローチ、花壇の地植えに至るまでこんもりと育てています。「3~4年前、“はしり”の頃から植え始めたんです。コリウスは挿し木でどんどん増えるし、バリエーションも豊富だから・・・」
と楽しそうに話す高橋さん。伸びすぎた茎を切り戻したり、コーディネートのために新しい種類をコレクションしたりと、コリウスとの付き合いもどんどん広がっていくようです。
家の正面、駐車スペースから玄関へのアプローチ部分。レッドの鉢植えコリウスが両脇に整列!どの鉢も手入れが行き届き、訪れるお客様を気持ち良くお迎えします。
こちらは第5回ガーデニングコンテスト(2002年秋)応募写真。
ボリュームたっぷり、こんもりと茂ったコリウスはカラーも豊富で、上手な使い方のお手本のよう。見事、庭自慢部門のグランプリに輝きました。
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庭で目にするものほぼ全てが手作り、と言える高橋さんのガーデニング。ないものは作る、買ってきたものもひと工夫して使う、というDIYスピリッツだから、制作者のセンスが全体に生かされ統一感を出すことに成功しています。毎年行われる地元の「桑名市・花いっぱいコンクール」でもそのセンスが認められて、なんと97年から連続7回も入賞。そのうち2回は優勝の評価ももらいました。
大事に育てた庭に立ち、「次はどの花を植えようか」と高橋さんは今日もコーディネートを考えます。
(訪問日:2003.10.23)
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