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徒長枝:
幹や枝先から勢いよく長く出た新梢。この枝に養分が回りますから、枝数が多いときは透かすために根元から、そうでないときは1/3程度を切り詰めます。
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ひこばえ:
木の根元から出てくる細い枝のこと。根元から早めに切り取ります。 |
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内向枝(逆さ枝、返り枝):
通常は幹の外側に向かって伸びるのですが、幹のほうへ向かって伸びるものは美観を損ねます。付け根から切り取ります。
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車枝:
幹の同じ位置から、枝が車輪上に伸びています。日当たりや通風に影響しますから、1~2本を残して切り取ります。 |
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立ち枝、下がり枝:
上に向かって垂直に伸びた枝や、真下に向かって伸びる枝は、樹形を乱したりだらしなく見えたりしますから切り取りましょう。
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胴吹き枝:
幹の途中から突然出ている小枝。幹吹きともいい、上部の元気がないときに出ることもあるので注意します。 |
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絡み枝:
複数の枝が交叉して絡み合ったように見える枝で、1本を残して切り取ります。
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平行枝:
平行に伸びる枝は成長を妨げあいます。一本にしましょう。
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ふところ枝:
樹冠の内部の小枝で、いずれ枯れ枝になるため切って蒸れを防ぎますが、切り戻し剪定の際に残す必要が出てくる可能性もあります。必ずしも切り落とす必要はありません。 |