ラベンダースティックの作り方 ラベンダースティックの作り方 ラベンダースティックの作り方

はじめに・・・

優しくゆったりした気分にさせる香りのラベンダー。その魅力をいつまでも楽しめるように「ハーブスティック」を作ってみましょう。

1.用意するもの

ラベンダー・・・30~50cmのものを奇数本

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穂も大きくなっています

素材のラベンダーを刈り取りましょう。取材した6月下旬は紫色のラベンダーが満開。
一面、緑と淡い紫のラベンダー畑に入って刈り取ります。
40cmの長さで刈り取りますが、この長さは作ろうとするスティックの長さによるので、お好みに合わせてください。ラベンダーの本数は9本、11本、13本・・・というように必ず奇数本用意して下さい。
リボンを巻きつけていく過程で、偶数だと目の数が揃わなくなってしまうからです。

リボン・・・150cmくらい

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リボンと糸も用意しましょう

束ねたラベンダーに巻いていくのに使います。150cmくらいは用意しましょう。
幅や色はお好みで、いろいろ揃えておくと便利です。

ミシン糸・・・50cmくらい

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品種はプロヴァンスブルー

リボンを巻く前、穂の形を整えるために使います。普通の糸で問題ないでしょう。

2.葉を取る

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取った葉は捨てないで!

刈り取ったラベンダーを束にして、葉を取りましょう。茎を手に持ってしごくように葉を落します。
落した葉は捨ててしまうのではなく、後で使うために取っておきます。

3.穂を束ねて糸を巻く

穂を上下にずらして

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上下にずらしてバランスを
とります

バランスよくラベンダーの穂(=花)の部分を束ねます。 同じ高さで揃えるのでなく、あえて上下にずらして束ねましょう。 ここで束ねた上下の穂の高さが、ラベンダースティックの頭の部分になります。 美しい形を頭の中でイメージしつつ、束ねていきます。

らせん状に糸を巻いて固定する

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根元から糸で固定しましょう

束ねた穂をひとまず固定するために、ミシン糸でぐるぐる巻いていきます。根元の方から、らせん状に上に向かって巻いていきましょう。 このとき、ボリュームを出すために、さきほど落した葉っぱも一緒に巻き込みましょう。

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下は切り揃えます

固定したら、この時点で全体の長さがわかると思います。 下の方の長すぎる茎をカットして揃えましょう。

4.茎を折り返す

穂を上下にずらして

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このように折り返します

糸を巻き始めた根元のところの茎を、180度折りかえします。
奇数本のラベンダーの茎を、等間隔にしてそれぞれの方向へ折りましょう。

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全部折ります

5.リボンを巻いていく

「巻く」というより「編む」!?

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上、下、上、下・・・と
リズムよく

頭のてっぺん(=折り返した根元部分)からリボンをいれます。
折り返した茎の上、下、上、下・・・というように交互に上下しながら、ぐるっと1周しましょう。 1周したら2段目へ。 同じように巻いていきます。
巻いていく、というより「編み込んでいく」といった方がピッタリ来るかもしれません。

リボンの片方は中へ入れ込む

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もう片方は穂と一緒に中へ

巻き進める方と反対方向のリボンは、穂と一緒に中へ押し込みます。 全部巻き終わった後で、リボン結びが余裕でできるくらいの長さを残しておきましょう。

締め方や間隔はセンスで

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ていねいに巻いていきます

リボンを巻いていく時に、キュッと締めながら進めばタイトでシャープなスティックに。
少し余裕を持たせて巻いていけば、柔らかく大らかな印象になります。 いろいろ試してみましょう。

6.仕上げ

「巻く」というより「編む」!?

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余ったらこんなことも・・・

最後まで巻いたら中へ入れ込んだ片方と合わせて結び止めます。
リボンが余ったら、持ち手となる茎の部分にも巻きましょう。
ちょうどいい長さにリボンを切り揃えて・・・完成!
洋服ダンスに入れて香りを移したり、友達にプレゼントしたりして楽しみましょう。
(協力:ハーブランドシーズン)

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できた!

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たくさん作ってプレゼントしてもいいよね

ハーブランドシーズン ハーブランドシーズン

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6/中旬~7/上旬は摘み取り体験もOKのラベンダー

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ウッドデッキではティーもいただける

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水と緑が広がる素晴らしい眺望

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