メモ
タマネギ・・・ユリ科
原産国:中央アジアの山岳地帯
タマネギとはユリ科の多年草で、中央アジアが原産地とされています。 日本では、明治の初めに北海道で栽培が始まりました。 サラダ用としての極早生の品種から、保存ができる晩生種まで色々な品種があり、無くてはならない野菜の一つです。
生育には比較低温を好み、夏の暑さには弱く、北海道以外では秋まきをして、春から初夏にかけて収穫をする作型が一般的です。 元肥を与え過ぎたり、大苗や老化苗を定植すると翌年に抽苔する可能性がありますので、タネまきの時期に注意してください。
発芽適温 | 15~20℃ |
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生育適温 | 15~20℃ |
土壌適応性 | ph6.0~7.5 |
輪作年限 | 0~1年 |
タネまきは高さ10cm、幅が90cm程度のベットを作り、条間20~25cmでスジまきを行います。タネまき後は覆土を薄くかけ、軽く手で押さえたあと乾燥したら灌水してください。
土が見えなくなる程度もみ殻を薄くかけ、支柱を立てて寒冷紗で覆うか、べた掛けを行います。
発芽後は混みあったところの間引きを行います。
植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕・化成肥料等を散布し、よく深耕しておきます。
肥料は根を作るために堆肥を十分に混ぜ込んでください。
株間15cm、条間20cm程度に植え付けます。植え付ける深さは、深すぎても浅すぎてもよくありません。茎の白い部分が土中に入る約2cm程度とします。
15cm×15cm程度に穴が開いているマルチを使用する場合は、2cm程度埋め込みます。
定植後、1カ月程度経過した頃と、2月の中旬頃に化成肥料を追肥します。
根元が露出するようならば土寄せを行ってください。
球が十分に太り、茎が7割程度倒れてきたら、立っている残りの茎も倒し、1週間程度放置します。 晴れの日を見計らって収穫をします。
茎を切って風通しの良い所で保管するか、葉を5~6個ずつしばり風通しの良い所に吊るします。