メモ
アスパラガス・・・ユリ科
原産地:南ヨーロッパ・ロシア南部
アスパラガスはユリ科の植物で、南ヨーロッパからロシア南部が原産とされていて、一度植えると何年も収穫することが出来ます。
日本には江戸時代に伝わったとされていて、初めは観賞用として植えられていました。食用として利用されるのは明治以降からになります。
アスパラガスは多くのビタミン類やアミノ酸を含み、栄養価の高い野菜として知られています。
アスパラガスは畑を選ばずに栽培が出来ますが、長く畑にあるために通気性や保水性の良い耕土の深い所が最適になります。 作付を行う時には1年程度育苗してから定植します。
発芽適温 | 20~30℃ |
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生育適温 | 10~25℃ |
土壌適応性 | ph6.0~7.0 |
輪作年限 | 0年 |
植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕・化成肥料等を散布し、よく深耕しておきます。 肥料は根を作るために堆肥を十分に混ぜ込んでください。
ポットやセルトレイにタネまき用の培土を入れ、土を湿らせます。タネを2~3粒まいたら覆土をし、上から軽く土を押さえます。
タネが非常に硬いので発芽まで時間がかかります。条件によっては発芽まで1ヶ月程度かかってしまう場合があります。
発芽後、込み入った所は間引きを行ってください。
ある程度大きくなったら直径が10.5cm程度のポットに仮植を行います。
ポットに仮植を行わずに畑に30cm間隔に仮植を行なってもよいでしょう。
1年後、畑に40cm間隔で定植を行います。
追肥は1カ月に一回程度与えてください。
冬になると地上部が枯れてきますので刈り取ってください。
3年後新芽が伸びてきて、長さが20~25cm程度になったら切り取って収穫します。
株の養成のために数本は残してください。