Our Model Garden モデルガーデンの場合
33度のアングルでデザインすると同時に構造物に高さを与え、床レベルを変えることでより大きく見せる工夫をしました。構造デザインのなかでは、6つの違った高さがあります。また庭の中には様々な製品をディスプレイする必要がありました。
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仮設の庭では、上に書いたことが残念ながら通用しません。植えてから数年たったイメージを作るために、かなり詰めてレイアウトしています。しかも実はこのガーデンでは土を使っていませんから、花壇の内側はあたかも土が上まで入っているように見えるよう、かさ上げしてあります。また植物は乾燥を防ぐためと後の処理のため鉢のまま並べてあります。かろうじてアプローチの両側のグランドカバー類と手前の石のコンテナだけはビニールポットをはずしてあります。レイアウト図を、植栽リストの番号と対応するように書いてみましたのでご覧ください。実際には100種類以上の植物が入っています。また、リストは学名(ABC)順ですのでご了承ください。
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Planting Images |

素材を並べて現場でレイアウト。大きなものはおよその位置を考えていたが、後は実際の草姿を見ながらレイアウトを決めた |

ウィンドウボックスには美人ユッカとラベンダー、ミントマリーゴールド、ディコンドラ・シルバーフォール |

伸びすぎた感じのシロタエギク(左)のシルバーリーフがユーフォルビアなど周りのグリーンやバックのコルジリネの深い紫色を引き立てる |

ローズマリーのように見えるのはウェストリンギア。ローズマリーのような香りはない |

ガウラ・あかねは、草丈が通常のものより低く、まとまりやすい。花期がとても長く、晩秋まで咲き続ける |

パーゴラのウィンタークレマチス(クレマチス・シルホルサ)とテッセン。手前左は紅葉したハツユキカズラ |

コルジリネ・レッドスターをバックに、レースラベンダー・ピナータ |

石のコンテナにはコルジリネ・アトロプルプレアとモクビャッコウ、ヘデラ |

英国のハークネスローズから拝借した優しい色合いのバラ。フォーカルポイントでありながら、静かな癒しの庭に調和するような「主張しすぎない」色合い |