床下工事

床下の被害について

シロアリやカビなど床下で発生する被害は建物の外側からは発見しづらいものです。
まずは床下ではどのような被害が起き、どのようなことが発生するのかを知ることが肝心です。

湿気の被害

床下の湿気は、腐朽菌やカビを繁殖させ、喘息やアトピーの健康被害を起こすだけでなく、
シロアリ被害の誘発など建物のあらゆる劣化を進行させてしまいます。

カビ・腐朽菌の被害

木材の強度低下や破損を引き起こす主な原因は腐朽によるものです。木材腐朽菌が木材を栄養源にして繁殖すると腐朽が進行してしまいます。
さらに腐朽菌が大量発生するほどの湿気の状態は、木材の腐朽だけでなくカビの発生も引き起こします。

シロアリの被害

シロアリの活動は1年中、特に4月～6月は羽アリの大量発生など活発になる時期です。
シロアリは地中からやってきて、木材の内側を食べ進むため、被害に気付きにくいのが特徴です。
気付いたときには木部の中身がボロボロになっているということもありますので、早期発見が大事です。

床下被害の対策について

床下で発生する問題は様々です。
床下の環境を知り、効果的な対策を行う必要があります。
コメリではお客様の住宅に合わせた対策メニューをそろえております。

調湿材施工（湿気対策）

天然鉱物から生まれたトバモライトと竹炭を組み合わせた床下調湿材を施工することで、湿気量に合わせて吸湿、湿度を調節します。

防腐・防カビ施工（防腐・防カビ対策）

木部に薬品を散布することでカビの進行を抑える処理を行います。
※カビの進行を抑える処理のため、カビの除去をする処理ではございません。

通気対策

床下の通風条件を改善し、換気量の少なさによる、コンクリートから発生する余剰水分や空調の温度差などによるカビや腐朽菌の発生を抑制します。
在来工法の住宅だけでなく、高断熱気密の現代住宅も通気対策で住まいを維持します。

シロアリ防除工事

床下木部の前面に薬剤散布を行います。また必要に応じて被害が発生している箇所は木材を穿孔し薬剤を内部まで注入する施工方法も行います。
※被害状況に応じて施工方法は異なります。

床下の状態を見ることは普段の生活のなかではあまりないことです。
そのために気づいた時には被害が拡大しているケースも多くみられます。
気になるけど、自分で見るのは難しい方や、専門のスタッフに相談してみたいという方はまずはお気軽にお問い合わせください。