植物を育てるには、病害虫がつきものです。症状を見ながら、的確な処置をしましょう。
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若葉やつぼみ、花弁など柔らかい所が染みのように変色し、茶色になると腐ります。さらに進むと灰色のフワフワしたカビが発生します。この胞子が次の病原になりますので、すぐに取り除きましょう。ベンレート、トップジンM、ダコニール、オーソサイドを散布します。
葉に白い粉状のカビを発生して、光合成を阻害したり葉から栄養を吸収するので生育不良になり、花が咲かない、食味が低下、果実が肥大しないなどの被害が発生します。ひどい場合は枯死します。 発生初期はサプロール乳剤、カリグリーンなどの散布が有効です。バラは手軽に使える殺虫・殺菌スプレーが効果的です。
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土中の細菌が傷口から侵入し、発生します。地面の際や地下部分が腐り、異臭がします。残念ながら、薬剤の効果はありません。他に伝染しないよう、処分して下さい。発生が心配される場合は、ストマイ液剤20などであらかじめ予防します。
※ベランダで農薬を撒く時は、隣家に流れていかないように、大きなビニール袋の中に入れて散布しましょう。
アブラムシは、黄色い花に寄って来ます。しかし、アルミホイルのように銀色で反射するものは苦手とか。
反射シートなどを木の下に敷くと、太陽の反射で果実の色つきが良くなり、またアブラムシも回避できます。
反射テープを木の周りにつけても効果があります。銀糸入りの防虫ネットもコメリで扱っています。
その他、ニンニクを根元に置くとか、両面テープを枝の根元に貼ると、アブラムシは根元から上がってくるので登れない(つかない)という方法もあります。
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