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・タイヤレバー
・紙やすり(#180程度)
・パッチゴム
・ゴムのり
・スパナ(またはプライヤー)
・カナヅチ
・空気入れ
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自転車は逆さにすると効率よく作業できます。
サドルを一番高くして、支点にしましょう。
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バルブを止めているナットを外し、バルブ本体を抜き取ります。
本体を抜くと「プシューッ」と勢いよく空気が抜けていきますね。
バルブ本体には「虫ゴム」がついていますが、ここに穴がないか、点検します。
ボロボロになっているようであれば、交換します。
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リムに止めてあるナットをスパナ(またはプライヤー)でゆるめて外します。
ナットやバルブ、キャップなどの細かい部品はなくさないようにまとめておきましょう。
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リムとタイヤの間にタイヤレバーを差し込みタイヤを起こすようにします。
場所は、バルブの位置から4~5cm離れた部分が良いでしょう。
差し込んだ反対側の切り欠き部分を、スポークに引っかけて固定します。
バルブを挟んで反対側へ10cm位離れた場所に、2本目を同様に差し入れて起こします。
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3本目のタイヤレバーと手を上手に使い、タイヤをリムから外します。
2本のタイヤレバーによってできた「すき間」に手を入れるときれいに外せます。
チューブから出ているバルブ受け部分をリムの中に押し込み、チューブを外します。
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パンクの原因となった穴を探します。
目で見て明らかに大きな穴の他にも小さな穴があるかもしれません。
念のため空気入れを使ってチューブを膨らまし、「シューシュー」と空気漏れがないか確かめます。
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確実に小さな穴を見つけるには、バケツや洗面器に水を入れ、出る空気泡で判断します。
チューブを水に浸ける部分を回し変えていきます。
穴を発見したら、印を付けておくと便利です。
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タオルなど乾いた布で水気を良く拭き取り、紙やすりで穴の周囲1cm程度の範囲を擦ります。
こうすることで汚れを落し、ゴムのりの「なじみ」を良くします。
ゴムのりをチューブに塗ります。
薄く塗り、べとつきが無くなるまで乾かします。
ゴムのりが乾いたらパッチを貼り、上からカナヅチで軽く叩いて圧着します。
ゴムのりは「乾いてから貼る」不思議なのり。 塗りすぎると乾きにくいので気を付けましょう。
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パッチが完全についたのを確認し、チューブを元どおりに入れます。タイヤの内側に小石やガラス片がないか、手で触って確かめましょう。
チューブを少しずつタイヤの中に入れていき、最後はタイヤレバーを使って入れ込みます。
少し空気を入れてからこの作業を行なうとラクに入れることができます。
パンクの主な原因は「鋭利なものが刺さること」。
道路に落ちている小石やガラス、金属片が刺さって穴があくケースが大半です。そこで…
1.砂利など荒れた路面を走る場合はスピードを落す
2.段差の部分は避けて通る
3.タイヤの空気圧は適正になるように注意する
ことを心がけることで、パンクを防ぐことにつながります。これに「日々の自転車点検」が加われば、完璧でしょう。