ベタは、エラの上皮が変形発達した「ラビリンス器官」で、空気中から直接酸素を取り入れることができます。
だから、コップなどの水中でも、酸素が少ない環境でも、飼育することができるのです。
-オス同士は一緒にしないで!-
オスの闘争本能が強いため、オスを2匹一緒にすると、ヒレがボロボロになるまで闘います。
原産地タイではこの性質を利用して「闘魚」が行われています。
ベタは、空気中から酸素を取り入れることができるので、コップなど小さな容器でも飼えます。
直接日光の当たるところや、クーラーの風が直接当たるところなど、温度変化の激しいところには、置かないでください。冬場は、あたたかい部屋に置 くか、ヒーターを使用して保温しましょう。
![]() 右のようなコップやピンの容器を用意します。 よく洗った小石やビー玉などを入れてもOK。 |
![]() 水道の水はカルキ(塩素)が入っていて、そのままでは使えません。 カルキ中和剤を必ず使用してカルキを抜いてください。 |
水替えは、月に2~3回を目安に必ず、カルキ中和剤をいれた水で行ってください。
フィルターを使用しているときは、月に1回を目安に、3分の1ぐらいの水量を入れ替えてください。
(おそうじのときは、決して洗剤は使わないでください。)
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1日に2~3回、ベタ1匹につき3~5粒を与えます。 食べ残したエサは、水を汚しますので取り除いてください。
※稚魚には稚魚専用飼料を1日2、3回にわけて、少しずつ与えましょう
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オスとメスで相性が合えば簡単に産卵・ふ化します。
水面に泡の巣を作る独特の産卵行動を見ることができます。
卵と稚魚の世話はオスがしますので、産卵後はメスを水槽から取り出してください。
資料提供:株式会社キョーリン
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