確かに蛇口を閉めたはずなのに、どこからともなく聞こえる、水の滴る音。ほんの少しずつ漏れていても、一晩でかなりの水量になります。水道代も勿体ない!
今回のDIYは、水漏れ修理を紹介します。
水漏れは、場所によって修理する箇所が違いますので、これを機会に、覚えておくと、いざという時に役立ちます。
作業を始める前に、必ず止水栓を閉め、水を止めましょう。閉めるのを忘れて作業を行うと、床一面、水浸しになってしまいます。
止水栓の位置は、大抵屋外にありますが、家庭によって場所が違いますので、予め確認をしましょう。
一般家庭の水道の径は、JIS規格で決まっており、13(1/2)mmと20(3/4)mmがあります。ご家庭の水道の径の大きさを確認してから、部品を購入しましょう。
蛇口のどこから水漏れしていますか? 取替え手順にあわせて、原因部品を交換して直しましょう。
蛇口の中にあるケレップという部品を交換します。
主にゴムパッキン部分が劣化するので、パッキンのみ交換する方法もあります。
節水ケレップを使用すると、無駄な水を流さずにすみます。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
ハンドルのナット裏にある三角パッキンが劣化しています。
パッキンとワッシャーを交換します。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
パイプのナットで使用されているUパッキンとリングが劣化しています。
水を出しているときにしか漏れませんが、可動部分のため傷みやすい部品です。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
水栓のネジ山部分のシールテープが劣化しています。
壁から水栓を外したら、古いテープをしっかり取り除き、新しいものを巻きなおしましょう。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
偏心管のパッキンが劣化しています。
混合栓は単水栓に比べ接合部分が多いため、この部分からも水漏れすることがあります。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
温水と冷水を混合するカートリッジという部品が劣化しています。
ドライバーでまわす事により、流量を調節したり、配管からの水を止める事ができます。
キャップを外して、六角レンチで止めねじを外します。
フライヤーなどの工具でブッシングをはずして、 カートリッジを交換します。
※カートリッジおよびカートリッジ交換方法はメーカー・機種によって異なります。メーカー純正品をお求めください。
いかがでしたか?
壁つけ部分のパイプや、単水栓からの水漏れは共通の部品で簡単に補修できます。 混合栓のカートリッジは機種によって種類が異なり、金額もそれなりにしますので、間違いないように選んで購入しましょう。