「どうして~。どうして水が止まらないの?」
「信じられない…。水が流れない!」
なんて経験はありませんか。
放っておけないトイレのトラブル。
イライラする前に、業者さんを呼ぶ前に、フタを開けてタンクの中を覗いてみましょう。
意外に簡単です。
…もう、どうにも止まらない
メモ
こんな場合も・・・
節水に、と沈めているペットボトルに鎖がからまって水が止まらなくなるケースもあります。ご注意を!
レバーを回すと持ち上がる部分をゴムフロートといいます。これが磨耗するとすき間ができ、そこから常時水が流れるようになります。新しいゴムフロートと交換すれば即解決です。
1. レバーから鎖を外す
サイフォンから取り外すだけですから、簡単です。
2. ゴムフロートを外し交換する
ゴムフロートを触った指が黒くなったら交換時。ゴムが古くなっている証拠です。
3. 鎖の長さを調整する
鎖はピンと張るのではなく、鎖の玉二つ分ほどのたるみが適当です。
作業所要時間は約10分。
1.ボールタップを取り外します。
2. 蝶ねじまたはビスを外し、弁体を取り出します。
3. 弁パッキンを交換します。
…ピンチ!! 水、水、水が出ない
日頃、目に見えない場所だけに、トイレのトラブルは難しそうな感じがします。しかし、原因さえ分かればその箇所を修理、交換するだけですから簡単です。
トラブルが発生する前に、トイレの仕組みだけでも知っていたら、いざという時も慌てずに済みますね。
トイレタンクの中にはどんな部品があって、トラブル発生時にどの部品をチェックすればいいか確認しておきましょう。
タンク内の水を流すための弁
水の溜まり過ぎを防ぎます
タンク内の水位を検知し、給水・止水します。
ボールタップ内のパッキン
ゴムフロートを開くためのスイッチ
レバーとゴムフロートを連結させます
手洗いノズルへ水を送るホース