リンゴの育て方 リンゴの育て方 リンゴの育て方

メモ

リンゴ・・・バラ科
原産地:西アジアのユーカサス地方

リンゴの育て方

年間作業カレンダー

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リンゴは石器時代から食用とされており世界中で栽培されています。生食したり、ジャム等の加工にと用途が広いです。

品種

※表は左右にスクロールして確認することができます。

品種 成熟期 果重 糖度 特徴 受粉樹
ふじ 10月中旬~11月中旬 300~350g 14~15度 豊産性で果実汁が多く品質の良い品種で、
貯蔵性が高いです。
つがる
つがる 8月下旬~9月中旬 300~350g 13~14度 果汁が多く、微酸で食味が良く豊産性です。 ふじ
世界一 9月上旬~10月上旬 450~500g 14~15度 果汁が多く芳香があり食味が良いです。 つがる
アルプス乙女 10月下旬 30g前後 13~14度 可愛らしいミニリンゴで、生食や鑑賞用に。
豊産性で作りやすいです。
自家結実性が強い

※コンパクトに仕立てたい時、矮性(わいせい)の台木に接いだ苗を利用するとよいでしょう。
※冷涼な気候を好むため、暖地では肥大が急速で横平果になりやすく、着色や糖度が劣り、サビ病が発生しやすいです。暖地で栽培するなら晩生種がよいでしょう。

栽培条件

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リンゴは果樹の中で最も寒さに強く、-30度前後まで耐えることができますが、年平均気温が6~14度が育つ条件です。なお、生産地は10度前後です。一定の気温に合わせないと休眠からさめませんので、沖縄では栽培が難しいです。また、暖地では果実の色がつきにくいです。日当たりが良く、肥沃な大地が適します。

植え付け

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植え付け直後に地面から70cm~80cmの所で切り詰めます。
植え付けの方法はこちら

受粉

リンゴは自分の花では受粉できませんので、結実しやすい品種の組み合わせを隣接して植える必要があります。確実に実をつけるには、人工受粉をします。

管理方法

剪枝・剪定

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2年目の冬。新しく伸びた梢の3分の1を切り詰めます。枝が直角にならないように、枝を剪定します。

肥料

3月に配合肥料を、そして収穫後の10月下旬に追肥を施します。

摘果

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生理落果が終る開花後3週間くらいに行い、生育状態の良い1果を残し、他を摘果します。
一般には、中心果が大きくて育ちが良いです。袋がけを行う場合は、摘果直後に行います。

メモ

生理落果
強風や病害虫の被害でないのに、花や実が落ちてしまうこと

病害虫

病気

1.赤星病

症状
貝塚伊吹などのビャクシン類に発病して媒介される。葉の表面に橙気色で円形の班が多数見られ、次第に大きくなると、葉の裏に毛状のものができ、被害葉は次第に枯れて落ちます。

対策
【予防】発生源となるビャクシン類が近くにあると発生しますので、2月に石灰硫黄合剤をビャクシン類に散布します。【治療】ジマンダイセン水和剤、トリフミン水和剤等を散布します。

2.斑点落葉病

症状
葉や枝、果実に発病し、高温多雨で急増します。ふじや王林、デリシャス系に発生しやすいです。

対策
【予防】風通しと水はけを良くします。【治療】ジマンダイセン水和剤やICボルドー412を使用します。

害虫

1.ハマキムシ

症状
ふっくら膨らんだ蕾に幼虫が入り、次々と食害します。幼虫は巻いた葉の中で蛹になります。

対策
【予防】袋がけを行います。【駆除】サイアノックス水和剤やダイアジノン水和剤等を散布します。
※スミチオン乳剤でもかまいませんが、旭やその近縁種には薬害が発生します。

2.ハダニ

症状
葉の緑色が点々とぬけ、色があせます。雨が少なく乾燥すると発生が多いです。葉の裏に寄生します。

対策
【予防】休眠期にマシン油を散布します。【駆除】発生に応じアーデント水和剤やダニ太郎を散布します。

※農薬はラベル等に記載されている使用基準に従い、適用のある作物に使用して下さい。

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