1×4材、2×4材で作る
腰掛けチェアー

今回は1×4材3本、2×4材3本を使った例を紹介しよう。
この季節まだ室内でも使えて、春は外でも使える! 塗りまでをじっくりご紹介!中級レベル。

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完成図・木取図

      

完成図

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    木取図

    「1×4材 6F」3本 「2×4材 6F」3本を19本に分けます。
    木材はこのようにカットしてください。※グレーはカットして落とす部分。

  • 道具

    • 丸ノコ
    • インパクトドライバー
    • ジグソー
    • 接着剤
    • オイル塗料
    • ヤスリまたはサンダー
    • トリマー(あると便利)
    • 丸ノコ定規
    • ビス
    • C型クランプ

手順とワンポイント

  1. 1.木取り図のように、まず数ミリの厚さ分、捨て切りをします。 木取り図のように、合計19個に切り分けます。丸ノコ定規を使って、まっすぐに切ります。
    (写真の丸ノコ定規は手作りのものです。)

    アドバイス先端を捨て切りすることで、切り口がきれいになり、組み立て時ラクになります。また、安全のため、全ての面をヤスリかサンダーで入念に削りましょう。
  2. 2.Fの片面に接着剤を塗って、Iを貼りつけます。C型クランプで固定して、ビス止めをします。
    この時ビスは、必ずI(長いほう)から打ち付けます。

    アドバイス

    F、Iは、図のように鉛筆等で中心に線を引き、C型クランプで止めるとずれにくいです。

  3. 3.FとIをくっつけたら、ここでも接着剤を使って、椅子の脚を作っていきます。

    アドバイスビスは必ず1ヵ所決めてから、調整確認を行い、その後に全部打つようにしましょう。ビスの打ち方ひとつで、出来栄えが左右されます!
  4. 4.Cの肘掛け部分を作ります。鉛筆で切る部分をマーキングしてから、切り取ります。
    多く触る部分ですので、入念に角を取りましょう。それが終わったら、取り付けます。

  5. 5.座る面に敷く1×4材を切って取り付けます。長いのが3本、短いのが2本です。
    背もたれに使う1×4材は、ダイヤ型になるようにくり貫きます。ジグソーを使うと楽です。

    アドバイス脚の根っこは補強しておきましょう。
  6. 6.色をつけましょう!
    今回は、「ワシン ウッドオイル (オークの近似色)」を使用。液を布に垂らして、あとは塗って伸ばすだけ。これにより木目の美しさが増し、木質の補強もされます。すき間は、木片を使うなどして、モレがないように塗り込むようにします。

完成です。

乾くと、このようになります。